月経って?

それでは上の図の各部の名前を覚えておいて、次に月経がどういうものか見ていきましょう。

月経のしくみ

月経には4つのステップがあります。

生理(月経)の卵胞期から排卵、黄体期、月経に至るまでの流れを示したグラフ

  1. 卵胞期
    卵巣というおへそから少し下部の左右にある部分には原始卵胞というものがたくさん入っています。その中から女性ホルモンの力で数個の原始卵胞が成長しはじめ、やがて成熟卵胞へと育ちます。
    このときに卵胞からはエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンが分泌されます。

  2. 排卵期
    2週間くらいすると、左右2つある卵巣のうち一番成熟した成熟卵胞から卵子が飛び出します。これを排卵といいます。このときにお腹が痛くなったり、おりものが増えたりします。
    飛び出した卵子は卵巣の横にある管、卵管に取り込まれます。もしこのときに性行為をして精子と出会い受精すれば、受精卵となって子宮へ向かい、着床すると妊娠が成立するのです(詳しくは性教育 妊娠へ)。
    受精しなければ、約24時間で卵子は死んでしまいます。

  3. 黄体期
    卵子が飛び出したあとの卵胞は、黄体とよばれる山吹色の組織に変化し、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンを分泌します。

  4. 月経
    子宮という卵のような形・大きさのところでは1の卵胞ホルモンと3の黄体ホルモンの働きのために内側の膜、子宮内膜がどんどん厚くなっていきます。これは妊娠が成立する着床というもののための準備です。
    しかし、もし受精や着床がなかったときはこの2つの女性ホルモンの分泌がどんどん減っていきます。すると、女性ホルモンがこなくなった子宮内膜の一部は死んでいき、バラバラにくずれて、はがれて体の外に出て行きます。これが月経です。

月経周期

月経がはじまった日から次の月経がはじまるまでの日数を、月経周期といいます。
ふつうは26日〜30日くらいです。

月経日数

月経の開始日から、終了日までの日数でだいたいふつうは3日〜7日間です。
あまりにも出血が長く続くときは何かの病気の可能性もあります。

基礎体温

女性は生理によって体温が上がったり、下がったりします。基礎体温とは起きてすぐに測ったときの体温です。これを毎日グラフにつけていれば、妊娠しやすい日やしにくい日がわかります。
例えば生理が始める前は高温になり、生理になると下がり、排卵のころにはまた体温が上がるといった具合です。ですから、熱があっても、風邪などの病気ではないことがあるのです。

基礎体温のグラフ
基礎体温と月経・排卵の関係性を示したグラフ


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